おおむらさき整体院のブログ

電話番号0493-62-5265 ネット予約はホットペッパービューティー

整体の昔と今①

f:id:ohmurasaki:20210527094541j:plain

当院の施術は、1500年続く伝統の手法「按摩」です。この按摩は7つの技法で出来ており、皆様の症状に合わせて使い分けます。7つの技法とは、今風に話すと「①軽摩る」「②強く摩る」「③軽く圧力をかける」「④強く圧力をかける」「「⑤揉む」「⑥指圧」「⑦運動法」です。このマッサージの技法を用いなさい、と記されたのが世界最古の医学書黄帝内経」です。

この経の中には、病の原因は季節の変わり目の体調管理が出来ていないことであり、あらゆる原因で体に邪気が入ると記されています。

 

季節の変わり目の不調は中央アジア特有の話で、このアジア人の健康管理や不調の治療に「按摩を用いなさい!」と記されています。日本・中国・韓国の方々専用の施術方法なのです。

 

1500年も前から、季節の変わり目の寒暖差に皆さん苦しんでいたと思うと感慨深いものがあります。

 

ただ昔と比較すると最近は、寒暖差が激しく、ひどいときは最低気温と最高気温の差が20℃もあるときがありますよね。このような寒暖差は体に大きな影響を及ぼし、不調に結びつきます。

 

昔でいうところの、“体内に邪気が入る”とは、現在の表現に直すとリンパが乱れるということです。邪気払いに桃を食べる風習は、桃には利尿作用が多く、体のリンパを整えて毒素を体の外に排出する効果があるためではないか、と言われています。

 

この季節の変わり目の寒暖差によって、自律神経が乱れて靭帯が凝ってしまいます。リンパの流れが乱れると老廃物による凝りができあがります。

 

自律神経の乱れの不調は、頭痛・肩こり・めまい・背中痛・四十肩・五十肩・動悸などにつながり、リンパの乱れは、体重増加・耳鳴り・冷え性・ギックリ腰・のどの違和感・座骨神経痛などにつながります。

 

このような悩みで当院に来院される方は多くいらっしゃいます。