おおむらさき整体院のブログ

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体の悪いところは?

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「悪いところはどこですか?」。
皆さんに聞かれます。
悪い箇所「病気」を治すのはお医者さんです。何千万円もする精密な医療機器があって、血液の中から病気を発見したり、内臓の中まで見て悪いところそのものを断定する。悪い箇所がわからないわけがない。治せないはずがない。
けれど、どんな西洋医学の技術を持っても、皆さんの辛い症状の理由がわからないから困ったものです。

その症状はそのほとんどが、まずは疲労からくるものなのです。

例えば、食事を取りすぎたら間違いなく吐きます。もしくは下痢をします。
その吐くことと下痢は病気でしょうか?
「食べ過ぎたので吐きました。下痢しました」。
と、病院で話したら、
「それでは食べすぎいないように」と言われるはずです。

では、なぜお医者さんでもわからない不調があるのか?それは一日の生活の中に本当の意味での休みがなく、疲れすぎるほど動いているからです。

50年前は朝起きて→10時休憩→お昼→15時休憩→17時終了→19時までには夕食とお風呂は終わって21時に就寝。おてんとうさまと一緒に起きて、おてんとうさまと一緒に眠る。23時過ぎのテレビは深夜番組なんて言われていました。日付をまたいだテレビは「砂嵐」と呼ばれていました。

今21時に就寝したらどうでしょうか。
「大丈夫?」。
って心配されますかね。
この50年で、それだけ生活が変わったのです。

身体もハードになりました。50年前の人よりも、男性も女性も子供も何倍も動いているのです。家事は家電製品が進歩して逆に楽になってるはずです。
でも皆さん疲れているのです。やってもやっても終わらないのです。
疲れるから、凝ります。凝るから、痛いのです。そして、その贅沢からくる痛みはお医者さんも高価な機械もお手上げなのです。

昔から最初から頑張り続けたら体を壊すのをわかっている職業がありました。

スポーツ選手です。
スポーツ選手が練習後に、病院に行く話はあんまり聞いたことはありません。彼らは体を壊さないよう、念入りに準備運動をし、必要な栄養素を摂取し、トレーナーにケアをしてもらいます。
だから人の何倍も練習しても試合をしても元気でいられるのです。

実は私、スポーツトレーナーです。でも、スポーツ選手よりも、間違いなく、皆さまの身体のほうが、凝っています。
だから、スポーツ選手の身体を熟知している私がケアしていると、元気になるのです。
身体が悪いわけではないのです。

そのつらい症状は、疲れなんですよ。しっかり自覚してください。